【体験】

日本の伝統文化を体験するなら、近代的な環境ではなく誰もが懐かしく心が和む、昭和初期の純日本家屋である藤水亭で茶の湯を楽しんではいかがでしょうか。茶の湯とは、日本に伝わる様々な文化や美意識などが集約された総合伝統文化の一つであり、お茶を通して美しきものに触れ、感性を研ぎ澄ますことができます。
お茶を点てるという行為は、単にお茶の粉末をお湯に混ぜることではありません。一つひとつの動作に意味が込められ、茶席を設えるためには外周りの庭(露地)や腰掛、室内の掛軸、花、茶道具などの多彩な品々とそれを選ぶ感性が必要です。当亭では、都会の喧騒を離れた本格茶室の中で、日本の伝統文化に触れ、心が安らぎ、感性が磨かれる一時を提供いたします。

藤水亭では、流派を問わずより多くの方にお茶の楽しみを知っていただくために、日程や人数、内容などご要望にお応えしたオーダーメイド体験教室などを行なっています。


1.茶の湯体験:受付中

    初心者の方を対象に、説明を受けながら、お茶の世界のエッセンスを感じていただきます。茶の湯独特の庭である露地に出て、外腰掛に座り、蹲(つくばい)で身を清め、躙口(にじりぐち)をくぐり、小間(こま)という別世界を体験いただきます(雨天時を除く)。広間では、藤水亭特製の上生菓子と目の前でお点てする抹茶をゆったりとした時間とともに味わい、さらにご自分でもお茶を点てるという貴重な経験をしていただけます。

    ・会費:3,000円(薄茶2服、主菓子、干菓子付)
    ・時間:10時~11時半、13時~14時半(約1時間半、定員5名様まで)
    ・洋服の方は履き替え用に白い靴下(ソックス)をご持参ください。
    ・椅子もご用意しております。

     

    ご予約方法
     下のボタンをクリックして申込みフォームにお進みください。
     

     予約可能日は下記のカレンダーからご確認ください。
      〇印の付いた日が予約可能な日です。
     


2.和菓子体験:準備中(検討中の案です)

    茶席で提供される干菓子や主菓子などの和菓子づくりを体験できます。

    ・会費:3,000円(薄茶付)
    ・時間:10時~11時半、13時~14時半(約1時間半、定員5名様まで)



茶の湯の本意は、六根を清くする為なり。
眼に掛物・生花を見、
鼻に香をかぎ、
耳に湯の音を聴き、
口に茶を味ひ、
手足格を正し、
五根清浄なる時、
意自ら清浄なり。

(葉隠聞書第二、一一八)